レザック木材は、信頼できる
加圧注入法で生産されます。

レザックは加圧用に開発された防腐防蟻薬剤です。加圧注入法とは、圧力をかけて薬剤を木材に注入するもので、薬剤が表面だけでなく木材内部に深く浸透するため、長期的な防腐防蟻効果が得られます。また、品質管理のゆき届いた近代的な工場で処理されるので、品質も安定しています。

1.乾燥

薬剤を中まで充分にしみ込ませるには木材を乾燥させておくことが大事です。

2.真空

注薬缶を真空にして木材内の空気を抜きます。

3.液充満

薬剤を注薬缶に充満させます。

4.加圧

1.0MPa以上の圧力で、木材内に薬液をしみ込ませます。

5.液回収・後排気

液を貯蔵タンクに回収し、もう一度缶内を真空にし、木材の表面の余分な液を除きます。

6.薬液定着・養生

缶から出して養生します。その間に薬剤が木材に定着します。


当社木材防腐処理工場は、
(社)日本住宅・木材技術センター
優良木質建材認証AQ認定工場です。

木材防腐処理工場において、AQ認定工場とJAS認定工場があります。これについて比較しました。

● AQ認定とJAS認定の比較

AQ認定1種 JAS認定
薬剤濃度 AAC 3.0%以上 2.0%以上
ACQ 6.0%以上 4.0%以上
JAS規格による性能区分 K4 K3
認定品目 屋外製品部材 保存処理構造製材
(防腐土台等)

※AQ認定には、1種2種があり、1種は設置条件下によるものです。

● JAS規格K3とK4の比較

保存処理の性能区分と木材の使用環境

K3 通常の腐朽、蟻害の恐れのある条件下で、高度の耐久性を期待できるもの。 (1) 外気または湿潤環境に常時露出される場合で接地条件で一定の耐用を期待する。
(2) 外気または湿潤環境に常時露出される場合非接地で中期の耐用を期待する。
(3) 外気または湿潤環境に常時露出される場合で非接地で長期の耐用を期待する。
K4 通常よりも激しい腐朽、蟻害の恐れのある条件下で、高度の耐久性を期待できるもの。 (1) 外気または湿潤環境に常時露出される場合で接地条件で一定の耐用を期待する。
(2) 外気または湿潤環境に常時露出される場合非接地で長期の耐用を期待する。
(3) 外気または湿潤環境にしばし露出される場合で接地で長期の耐用を期待する。

上記の性能区分比較で判るようにK4に該当するAQ1種証材では、このような条件下でも接地状態で長期の対応が期待できます。

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